プロゲステロン量を一定にするトリキュラーと心房細動

トリキュラーは低用量ピルの1つです。
エストロゲンとプロゲステロンという、女性ホルモンと同じ働きをするホルモン剤が含まれています。
服用する事によって、体内の女性ホルモン量が一定となり、妊娠したような状態となります。
妊娠中、排卵がストップするのはエストロゲンとプロゲステロンが、分泌しているからです。
トリキュラーを服用し、疑似的な妊娠状態を作る事によって、避妊の効果を得るのです。
また、避妊目的だけでなく女性ホルモンが要因となり起こる病気、例えば子宮内膜症や月経困難症、PMSといった治療にもピルは用いられています。
トリキュラーはホルモン剤が最小限に抑えられている為、副作用が起こり難い点が特徴です。
ですので、治療だけでなく生理の日にちをコントロールする為にも、用いられるケースが少なくありません。
副作用の心配が少ないという事もあり、トリキュラーは初めてピルを服用するという方にもおすすめです。
ただ、いくら副作用のリスクが少ないといっても、薬には代わりありません。
中には服用ができないケースもあるので、その点は注意しましょう。
心房細動を患っている方の場合、ピルの服用は禁止となっています。
心房細動は心臓の病気で、心房収縮が無くなり血液を全身に送り難い状態となります。
また、不整脈を起こすのも特徴です。
めまいや動悸、息切れといった症状が起こりやすいと言われています。
トリキュラーをはじめとするピルは、血栓症のリスクが高まる為、心臓の病気を抱えている方が服用すると、心筋梗塞など他の病気を招くリスクがアップします。
心房細動は自分で気づかない事も多く、健康診断で発見されるケースも少なくありません。
めまいや動悸、息切れといった症状を感じるなら、ピルを服用する前に1度、心臓の検査を行う事がおすすめです。

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